米中仮設自治会だより 215

ボンジュール。
去る3月22日、浜では、磯もの(岩ノリ、フノリ、マツモ、ヒジキ)の開口がありました。当日家内が出かけていて不在でしたので、私は一人で出かけました。開口時間は午前9時から12時まで。カゴ漁を終えてから磯ものをとりに行こうと思っていました。カゴ漁の後、船で勝木田の畳岩に向いました。畳岩には岩肌が見えなくなるくらい岩ノリがびっしりついていました。岸の方を見ると大勢の人がフノリとりをしていました。私は岩ノリで滑らないよう気をつけながら岩ノリをとり始めました。しかし、取り始めて1分も経たないうちに、船が岩に乗り上げてしまいました。これは大変と岩から降りようとしたところ、滑って岩から転がり落ち下の岩にぶつかった後、海にドボン。海から上がろうとしたら岩には岩ガキやフジツボ等がついているため手を負傷してしまい血だらけとなり、岩ノリ50gとっただけで戻ってまいりました。
私は合羽を着、救命胴衣をつけておりましたので、大事には至らず帰ることができました。海に落ち胸まで浸かったのですが、濡れたのは膝から下だけでした。そして岩に背中を打ち付けたのですが、打撲も大したことはありませんでした。救命胴衣と合羽に守られたのです。特にも救命胴衣に感謝であります。新米漁師の体験記でした。

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4月 6th, 2015 by