A.おおよそ、通常1~3日、長引く場合は7日ほど。
ワトコオイルを塗ったはいいけど、においが消えなくて困っている…というご相談をいただきます。ワトコのレビューでの感想も「ぜんぜん気にならない!」というものから「においがキツい…」というものまで様々で、どっちなんだ…と思われる方がいると思います。
感じ方が分かれるのには理由があります。
1.ワトコの匂いはいわゆる溶剤臭でなく、好き嫌いが分かれるため
ワトコの匂いは、いわゆるシンナー臭ではありません。灯油やガソリンのようなにおいでもありません。天然由来の独特な匂いです。さらにカラーによっても異なり、時期によっても少しずつ変わります。そのため、人によって感じ方に大きな差があります。
2.乾燥時間が人によって幅があるため
ワトコの匂いが未乾燥時(オイルの状態)のときに発生しています。乾燥すれば木の匂いの方が強いです。そのため、未乾燥時間が長ければそれだけ匂いが長引きます。
ワトコオイルは酸素に触れることで乾燥する塗料です。乾燥時に思い切って外に出したり、換気に+扇風機を追加することで乾燥時間の短縮(=匂いのする時間の短縮)が期待できます。
締め切った部屋での作業や扉内収納などは匂いが長引く傾向にあります。
また、締め切った場所で作業を行ってしまった場合、布等に匂いがうつることがあります。
使い終わったウエスの早々の処分、作業着の早々の洗濯なども、試してみてください。
事前の養生をしっかり行い、木材以外にオイルが付着することを防ぐのも予防になります。
ご参考になれば嬉しいです!