桐衣装箱を引き出し収納にリモデル

桐衣装箱を引き出し収納にリモデル

桐衣装箱を便利なキャビネットにリモデル

着物収納に使われる桐衣装箱は、一般的な収納家具とは少し違ったサイズ感が特徴です。着物用の特殊なサイズである91×42cmほどの大きさがあり、収納箱としては大きく、現代の暮らしでは置き場所や使い方に悩むこともあります。

一方、桐材は比較的柔らかく、長年使ってできた小傷や表面の経年変化も、サンディングによってきれいに整えやすい素材。古くなった衣装箱を新しい家具へ生まれ変わらせる、リモデル素材としても魅力があります。

桐衣装箱を家具として再利用

大きな箱型の形状を活かせば、さまざまな収納家具へリモデルできます。

縦置きしてキャビネットに

衣装箱を縦置きにしてキャビネット本体として活用。

内部に棚や引き出しを組み合わせれば、小物収納や分類収納に便利な家具へと生まれ変わります。

引き出し収納にリモデル

細かなものを整理しやすいよう、内部を引き出し収納に変更するのもおすすめです。

収納するものに合わせて引き出しのサイズや段数を決めれば、使い勝手に合わせたオリジナル収納を作ることができます。

オープン棚やコレクション棚にも

引き出しを使わず、オープン棚として仕上げる方法もあります。

アクリル扉を取り付ければ、コレクションやお気に入りの小物を飾りながら収納できるディスプレイキャビネットとしても活用できます。

今回は小物収納用キャビネットに

今回のリモデルでは、桐衣装箱をキャビネット本体として活用し、引き出し収納へと作り替えます。

床置きで使いやすいサイズに仕上げるため、下部には脚を取り付けます。脚を付けることで床との間に空間ができ、ホコリ対策になるだけでなく、家具全体の印象も大きく変わります。

大小の引き出しを組み合わせる

衣装箱の内部は細かく区切り、小さな引き出しを多めに配置します。

小物を種類ごとに分けて収納できるため、細かなパーツや日用品などの整理に便利です。

さらに、収納するものの大きさに合わせて大きめの引き出しも組み合わせることで、細かなものから少し大きなものまで使い分けられる収納を目指します。

桐の風合いを活かしながらカラーで遊ぶ

仕上げも今回のリモデルのポイントです。

桐材らしい白木の風合いをそのまま活かす方法も魅力的ですが、今回はあえてオイルフィニッシュを施し、桐の表情を残しながら、しっとりとした落ち着きのある雰囲気に仕上げます。

さらに、引き出しは多色に塗り分けることで遊び心をプラス。

木の自然な質感とカラフルな引き出しを組み合わせることで、昔ながらの衣装箱とはまったく違う、現代の暮らしに合うオリジナルキャビネットへと生まれ変わらせます。

古い箱を新しい家具へ

着物を収納するために作られた桐衣装箱も、少し手を加えるだけで、現代の生活に合った収納家具として再利用できます。

素材を削って整え、脚を付け、引き出しを組み込んで、最後に好みの色と仕上げを加える。

使わなくなった家具を捨てるのではなく、元の形を活かしながら新しい役割を与えるのも、リモデルDIYならではの楽しみです。

桐衣装箱を引き出し収納にリモデル
桐衣装箱を引き出し収納にリモデル

リモデル手順
仕切り板の加工・取り付け
箱の内寸に合わせて合板をカットし、角材を受け材として取り付け。
ネジや接着剤を使い、側板に仕切り板を固定。8段の高さや引き出しサイズは用途に合わせて調
整。

桐衣装箱を引き出し収納にリモデル


引き出しの組み立て
合板や角材を使い、引き出し本体を組み立てる。
前板や取っ手を取り付け、両面テープやネジでしっかり固定。
引き出しの前板はオイルフィニッシュで着色し、遊び心を加えて多色塗り分けも可能。

桐衣装箱を引き出し収納にリモデル
桐衣装箱を引き出し収納にリモデル

仕上げ
桐材の木目を活かすオイルフィニッシュ仕上げがおすすめ。
サンディングで表面のくすみを除去し、白木の美しさを蘇らせることも可能。

桐衣装箱を引き出し収納にリモデル
桐衣装箱を引き出し収納にリモデル

桐材リモデルの魅力
桐材はリモデル向きで、経年劣化しても再生可能。
木目や白木の美しさを活かした仕上げが可能。
多様な用途に対応できる収納家具へと変化。

デザイン制作 by 山田芳照