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苦労して作ったコンテナガーデンも、お手入れを怠ると長くきれいにお花を楽しむことができなくなります。
簡単なお手入れを 毎日欠かさずすることで見違えるほど立派なコンテナを維持することができるようになります。

《花柄摘みと水やり》

咲き終わった花を摘み取る「はながらつみ」、適切な水の管理を組み合わせるとプロ並みの植物管理ができます。


   

●花柄摘み(はながらつみ)
 植物が花を咲かせる行為は子孫繁栄のための重要な営みです。花が咲いて種が出来て次の代に受け継いで行くのです。
  しかしその子孫繁栄の行為は単純にきれいな花を眺めるだけの人間には少々都合が良くありません。つまり花が咲いて種や実がついたらその植物は目的を達成したことになり、花も終わってしまいます。
 そこで、少々残酷ですが、種をつけないように手を入れるのです。花が咲き終わって花びらが汚くなったら、どんどん摘み取ってしまうのです。すると花は必死になって次の花を咲かせて身を守ろうとします。結果としてたくさん長く花を楽しむことが出来るのです。
 花柄を摘むことで、種を充実させたりといった余分な体力を使わずに済みますし、汚い花びらから悪い病気が入ってくるようなことも防ぐことが出来るのです。

●水やり
 植物管理の基本は水やりです。簡単そうで最も難しいのも水やりです。
 鉢植えに水をやることで複数の効果が期待できます。ひとつは植物に水分を供給することです。植物の維持に水分は欠かすことが出来ないので、最も重要なポイントです。
 次に大事な点は、水と同時に土の中へ酸素を送り込むことです。根は水分だけでなく酸素も必要としているのです。上手に酸素を送り込む水やりの方法を覚えることも大事です。
 水の上げすぎは禁物です。水に浸りっぱなし状態の根は腐りやすくなり、病気や生長不調など障害を起こしやすくなります。
 土の表面が乾いて全体に水分が乏しくなってきたところで、一気にたくさんのお水を上げる・・・これが一番簡単で失敗のない水の上げ方です。
 
         
   

花柄摘み(はながらつみ)でお花を長く楽しみましょう

これから一冬中楽しむことが出来るパンジー・ビオラを例にして「花柄摘み」の実践講座です。

左の写真は咲き終わった花です。
咲き終わった花は、花びらが汚くしぼんだり、落ちたりします。新しい花びらとは区別が付きますので、なるべく早めに摘み取る習慣をつけましょう。

咲き終わった花をそのままにしておくと、見た目も良くないですが、株を弱らせたり、病気の原因になります。

         
      ビオラの種です。
種を取って栽培する場合は別として、種の付いた花柄をそのままにすると、花つきが悪くなったりしますので、こまめに見つけて摘み取るようにします。シーズン始めの晩秋は特に種の付きやすい時期です。

         
   

花柄の摘み方

道具は園芸用のハサミがあればOKです。しかしパンジーやビオラの場合は花柄が細く柔らかいので、ハサミは使わずに指先でつまむようにして摘み取った方が作業もスムースに運びます。

花の付いている茎の部分を根元の方から切り取ります。花の付いている先の部分だけ摘むと、茎の部分が長く残って見苦しくなります。
一個一個丁寧に花と会話を交わすように作業をすると飽きもせず、癒し効果も期待できます。

         
      摘み終わった花柄

種の付いた花柄と咲き終わった花の花柄。

根気良くこまめに摘めば摘むほど、次々と元気できれいな花が咲きます。
パンジーやビオラ以外の花も基本は共通です。
なるべく茎全体を摘むことで、シクラメンも同じです。茎の下の方をつまんで引き抜くようにします。

ただアリッサムなど小花が密集している花の場合は花柄摘みのしようがありません。大体そんな花の場合、セルフクリーニングといって、自然に新しい花に交代しますので、よほど見た目が汚い場合を除きそのままでOKです。
         
   

水やりを上手に

見た目は単純な水やりですが、奥は結構深く、お花の生産のプロも「水かけ ?年」と言った修行の言葉を聞くことがあります。

●まず乾いたらたっぷりと
失敗しない水やりの基本中の基本です。
植物の根は水分が多すぎても腐りやすくなったりします。適度にドライとウエットが繰り返す環境が好ましいのです。
×乾くのを心配するあまり、四六時中水分を補給するのはよくないのです。
○土の状況を見ながら適切に潅水するのがポイントです。

左の写真のように、鉢の表面が乾いて土が白っぽく変色したら目安。

他に、
・持ってみると軽い
・葉がしおれてくる
・鉢と土の間に隙間が出来る
など兆候が見られます。

たっぷり水を上げると土は再び黒々として活き活きしてきます。

         
      たっぷりあげると酸素も補給

水を上げるときの注意点を幾つか。

・溢れるほどに たっぷりと
鉢に水をあげるときは、鉢から水がこぼれるまでたっぷりと注ぎます。一気に水をあげることで空気を含んだ水が底まで行き渡り。酸素を根に供給してくれます。
ジワーと湿らすだけでなく、鉢底から水が流れ出すまで、時間をかけてたっぷりと潅水しましょう。

・なるべく根元に優しくあげる
潅水は優しく行います。シャワーの勢いもなるべく弱くして、花を傷めないようにします。葉の上から水をかけると、肝心な土にしみこまずに葉を伝って鉢の外に流れてしまいます。
なるべく根元の土の部分をめがけて潅水しましょう。
         
   

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