取り扱いについて
塗装手順
①埃や汚れをきれいに取り除く、塗布床面を#80~100程度のサンドペーパーで調整する。内装木部や家具等は#320程度の仕上げしてください。
②オイルをローラーまたは腰の強い刷毛等で塗り込む、家具や工芸品の艶出しに使用する場合はウエス等を用い乾拭きする。
③必要に応じ湿布面を確かめながら、二回目の湿布をする。20分~30分以内に濡れた床面をパッド等で低速バッフィングする。すみやかにきれいな布等でポリッシュする。そして、再度良く拭取ってください。
※床面の光沢を求める場合は、表面の乾燥後にレッドグレードのパッドを用い高速回転でパフ掛けするとより一掃の磨きが出ます。
※壁、家具、工芸品に使用する場合もオイルを良く拭き取る。
※五日間は水を避け乾燥させてください。
標準使用量
約25㎡(1リットル当り)
乾燥時間
余分なオイルをウエスで(布)等で拭取り後、12~24時間
注意事項
※オイルそのものは常温では自然発火することはありませんが、オイルを含んだウエス(布)等は、そのまま積み置いたり放置しますと自然発火する恐れがあります。重ならないように乾かして、お取り扱いください。ウエス等を廃棄する際は充分に水に浸して生ゴミとして処理してください。
※浸透性塗料のため、材種によっては吸い込みによる塗り違いが出る場合があります。事前に試し塗りをお勧めします。
※ワトコオイルは使用前に加熱したり、シンナ・希釈材・乾燥剤等を加えないでください。
※ロウ分が混じるように使用前と使用中はよくかき混ぜる。冬季は粘土が高くなりますので、腰の強い刷毛、ヘラ、ローラー等を活用ください。また、必要に応じて湯煎を施し20~30℃に調節してお取り扱いください。
関連資料
樹種別塗装見本
※ご覧になる環境により、現物と色が異なります。 あくまで目安として捉えて下さい。