ボールコックとフラッパーは、トイレの給水機構に関連する部品で、水の流れを制御しています。
-
ボールコック(Ballcock):
- ボールコックは、トイレの水槽内に取り付けられた水の供給弁です。通常、水槽の中に浮いている浮き球(ボール)が水位を検知し、水位が下がると弁が開いて水を給水管から水槽に供給します。水位が適切になると、浮き球が上がり、弁が閉じられて給水が停止します。ボールコックは水槽のリフィル(再充填)を制御する役割を果たします。
-
フラッパー(Flapper):
- フラッパーは、トイレの水槽底に取り付けられた、水を排出するための部品です。フラッパーが開いていると、水槽内の水が排水管に流れ込み、トイレボウルを流す役割を果たします。フラッパーは水槽の排水弁と連動しており、フラッシュボタンが押されるとフラッパーが開き、水が排出されます。フラッシュが終わると、フラッパーが閉じられて水の供給が再開されます。