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こちらでは、工房で役立つ道具をご紹介していきます。


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監修:山田芳照(制作協力:友野昌好)

「小型テーブルソー」どんな道具?

テーブルソーは、名前の通りテーブルの中央に丸いノコギリが取り付けられた木工機械で、日本では丸ノコ盤とも呼ばれています。欧米の木工雑誌などでは工房のまん中に大型のテーブルソーが置かれ、木工好きの憧れ的存在です。しかし今回は、作業台の上で使える小型のテーブルソーについてご紹介します。

テーブルソーは、回転するノコ刃に一定の角度で材料を送る事で切断や溝切りをする事ができます。テーブルソーには フェンスやマイターゲージという便利な付属品があるので、材料の切り出しや角度切りも容易に出来ます。

それでは、テーブルソーの使い方と小型でも精度良く加工するテクニックをご紹介しましょう! 

★説明のため安全カバーを上げている写真もありますが、実際の作業では安全カバーを下げて作業して下さい。

・ガイドフェンスを使う

テーブルソーには、ノコ刃と平行に固定できるガイドフェンスが付いています。

ガイドフェンスに沿って材料を送ることで、好みの幅で平行に切り出すことができます。ガイドフェンスには、ノコ刃との間隔を表示するメモリが付いているのでこれを参考に位置を調整します。

材料を送る時は、フェンス側に立つ作業がし易くなります。

・マイターゲージを使う

小さな材料を切断する場合には、マイターゲージ(写真の黒い部分)という付属品を使用します。

マイターゲージは、ノコ刃に対して平行に加工された溝をスライドするので、マイターゲージにあててスライドさせれば材料をまっすぐに送る事が出来ます。

マイターゲージの角度を変える事で材料の角度切りをする事も出来ます。但し、このクラスのマイターゲージでは溝との隙間(ガタ)が大きい為、額縁加工などの高精度を期待するのは困難です。


・定尺切りする方法

同じ長さの部材を複数切り出す場合には、位置決めブロックなどを使用すると便利です。

写真の様なブロック(赤)を強力マグネットやクランプで固定し、マイターゲージにあてた時に突き当てることで毎回同じ寸法(紫部分)で切り出す事が出来ます。

★材料がノコ刃に当たる時にはブロックから離れる様に使用します。ブロックとノコ刃で材料を挟む状態になるのは、危険なので避けましょう。

ブロックの代わりにガイドフェンスを使用するのも、非常に危険です。切断された材料がズレるとフェンスとノコ刃に挟まれ、飛んできす。
 
また、ガイドフェンスとノコ刃の間でマイターゲージを使用するのも同様に危険です。

・ノコ刃の高さ調整

ノコ刃の高さは、昇降ハンドルを回すことで調整できます。

材料を切断する時は、材料の厚みより1cm程度出すように調整します。あまり出し過ぎるとノコ刃の有効ストロークが減り切断面が荒くなります。

板厚より低く設定して使用すると刃幅の溝を掘ることができます、フェンスをずらして繰り返すことで好きな幅に仕上げる事が可能です。薄板やガラスの落とし込み加工には最適です。但し、この加工は安全カバーを外して行うので、ノコ刃の近くに手を近づけない、ノコ刃の延長線上に立たないなど、安全には十分配慮して下さい。


・傾斜切断

ノコ刃を 傾斜させることで、角度切りも簡単に行う事が出来ます。

ガイドフェンスを併用すれば、板の木端を斜めに落とす事も容易です。

また、角材の留め切りなどはマイターゲージの角度調節でやるよりも、安定した作業ができます。ノコ刃の傾斜とマイターゲージの角度調整を利用すると手持ち工具では難しい加工もできます。

SHOPMASTER 10inch TABLE SAW SM200L


▼ジグを活用する事は木工のレベルアップに非常に役立ちますが、ジグの製作・使用については、安全を最優先して下さい。

・フェンスの延長

長い材料を切り出す場合には、フェンスを延長すると作業が安定します。

上の写真は、堅い木材を精度良く加工し、ガイドフェンスにビス止めしています。アルミの角材などを使用しても良いと思います。

但しフェンスがノコ刃に対して平行になっていないと綺麗に切断できないばかりか、事故の原因になります。テーブルソーは作業台に固定し、フェンスにガタが出る場合や機械が安定しない時は延長しないでください。

テーブルソーの前後にサポート台を設置すると更に安定した作業が出来ます。

・スライドテーブルの紹介

小型テーブルソーの1番の課題は、マイターゲージのガタ付きによる精度不良です。

それを克服する為に、テーブル全体を覆う形状のジグをご紹介します。

このジグは、機械のテーブル両端に沿ってスライドする構造です、テーブルの両端がノコ刃に対して平行でない場合には、平行にする為の加工が必要です。

ノコ刃に対して直角に角材を固定すれば、それにあてがった材料は精度の高い直角切断ができます。材料を支える部分全体が一緒にスライドするので、どんな材料もぶれずに切断できます。

★テーブルと板の間にシリコンスプレーを吹き付ける更に動きが良くなります。


・スライドテーブルの作り方

まずテーブルより角棒2本分大きな薄板を用意し、ノコ刃を下げたテーブルソーの上に載せます。(適当なおもりを載せると板がテーブルに密着し作業がし易くなります。)

テーブを挟むように角棒2本をクランプで固定しビス留めします。この時、テーブルと角材の間に紙などを挟むとスライドに支障のないクリアランスが取れます。

また、スライドした板が同じ位置で止まる様に、矢印のようなストッパーを取り付けます。

そして、安全カバーを取り付け、ノコ刃を上げて、ストッパーがあたる所まで切り込みを入れます。その後、ノコ刃に曲尺をあて、直角になる様に角材を固定します。(角材上面まで切り込みが入る位置)もう一度切り込めば、角材にも切断ラインが入り完成です。
 
 
小型テーブルソーを購入するときのポイント

国内メーカーからも数種類の小型テーブルソーが販売されておりますが、ホームセンターなどで見かけることは殆どありません。どの機種もできることはさほど変わりませんが、精度やスペックにはかなりの差が有るようです。

木工家のホームページを見たり、実際に使用してる人の意見を聞くことをオススメします。

下記のスペックを自分の用途に照らしてご検討下さい。

1,テーブルサイズ
2,切断能力
3,フェンスの移動量(縦挽き出来る最大幅)
4, ノコ刃の傾斜角度
5 ,スロースタートの有無(電源を入れた時のショックが違います。)
 など 

★溝切りカッターを取り付けられる機種も有ります。

予算と工房スペースに余裕がある人は、大型のテーブルソーも合わせてご検討下さい。小型とは比較にならない精度で作業の幅も違います。

■週末職人講座
■山田 芳照(やまだ・よしてる)
週末職人工房主宰
ホームセンター達人
DIYプロダクション代表
DIYアドバイザー・ホームセンター達人 1953年生まれ。DIY女子部を2011年に立ち上げ、テレビ番組出演も多くDIYブームの仕掛け人として活躍している。DIYに関する出版も多数。また、イベントなどでの講師経験も豊富。

 

 

 

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