デッキ工事から数週間経ってから手摺りとフェンスを取付に行った。デッキが貼れて地の利を得ているので作業効率が断然あがる。もうここまでくれば結構早い。

※手摺り施工途中の写真
404の通し柱の間隔だけでは後々手摺りと横木が撓むため900mm以内の間隔となるように204材の間柱を入れていく。間柱は手摺りからと両小端からデッキに向かって2本ずつコーススレッドで取り付けた。

※間柱はデッキに向かって小端面からコーススレッドで取り付けた
手摺りの継手は台持ち継ぎみたいにかき込みを入れて掛けた。このように受け側は柱に近い方にアゴをつける。当たり前だが反対にするとのっけられないので気を付ける。

※下の出っ張りは柱側にする。釘は35mmの釘で留めたがここはビスの方がおすすめ
角の手摺りの納まりは写真のようにした。あまりいい納まりとはいえないかもしれないが、柱の曲がりを矯正するのに手摺りで柱の頭から引っ張りたかったためこのように取り付けた。

※角柱の納まり。長手の手摺りをかちにしてさらに柱から20~30mm伸ばした
横木の間隔は下から180mm,180mm,90mm,90mmで、104(または204)の面をガイドとして使えるような間隔にした。こうすることで施工性と、根拠はないのだがデザイン性も増すと思っている。104材は204材をただ割っただけのものなのでその面は粗木になっている。こういう使い方をする場合どっちにどっちを使用すればいいか迷ってしまうかもしれないが、ここではデッキ側を仕上げ面(スムース)にして表側を粗木面(ラフ)にしてみた。

※横木を取り付けたところ。釘は45mmのステンレススクリュー釘を2本ずつ使用
横木の角の納まり。水切り効果とデザイン面で凹凸感を出したかったのでこのように納めた。ここでも材の厚みを利用して長手方向に20mmずつ出している。


※角の横木は20mm出した

※横木を全て張りおえた。こんなちっちゃい犬でもなんとなくフェンスの役目も果しているのがわかる
今までなにもなかった手摺りにトンボが羽を休ませに来てくれた(たぶん...)。よくある光景だが自然界から認められたような気がしてなんだかとてもうれしい。

(おわり)
(文・写真=植田)