平成16年度学科試験を追加しました

 DIYアドバイザーを目指すみなさんに、少しでもお役に立てれば…と考えてつくったコーナーです。「学科試験はどんな試験問題が出るのかな」「実技試験はどういうふうにやるんだろう」など、DIYアドバイザー試験について知りたいことを、気楽に見ていただけるようにしました。また、実際に受験にチャレンジする人には、より勉強がしやすいようにしたつもりです。ひとりでも多くのかたが、DIYアドバイザーにチャレンジし、合格なさることを願っています。

監修:油田 加寿子
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お知らせ
平成15年DIYアドバイザー資格試験概要

過去10年の分類別学科試験過去問題集 

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 DO IT YOURSELF(DIY)とは、「住まいと暮らしをよりよいものにするために、自分で快適な生活空間をつくる」こと。つまり住まいの手入れ、修理、リフォームなどを、自分の手で行うことをいいます。

 DIYで、住生活の中での不満を解決したり、子供からお年寄りまで家族みんなが安全に快適に暮らす住空間をつくったり、自分らしい、あるいは家族らしい住空間を創造したり、心豊かな生活を楽しむことができます。 

 また、余暇の増大や、職人さんの不足と手間賃の高騰、バブルの崩壊後使い捨てから、物を大事にする風潮が生まれたことなどの要因もあって、DIYは生活に受け入れられ、浸透しつつあります。ところが、生活者が実際にDIYを行おうとしても、DIY用品についての知識や、その方法がわからないことが多いのが現状です。

 そこでDIYアドバイザーの役割りは、DIYer(DIYをする人)のニーズに合った用品を選んだり、作業方法などについて相談にのったり、安全に注意することなど、適切な指導をしたり、助言を行うこと。またDIYスクールなどで講師をするなどのDIYの普及活動を行うことにあります。

 DIYアドバイザーは1983年に創設された資格で、2003年までに11353名のアドバイザーが誕生していますが、その内の約67%は、DIY関連の小売業でアドバイス活動をしています。あとの30%の方たちも生涯教育の分野など、いろいろな面で活躍している人がたくさんいます。

 今後、住生活への関心が高まるとともに、DIYへの関心が高まることは確実で、DIYアドバイザーへの期待と要望がさらに大きくなっていくものと考えられます。


 DIYアドバイザー資格試験は、毎年8月に一次試験(学科)が、それに合格した人を対象に11月に二次試験(実技・面接)が行われます。試験の概要については、昨年行われた試験をもとに説明することにします。

一次試験(学科)
 学科試験で必要な知識は次の通りです。
1. 住宅及び住宅設備機器に関する基礎知識
2. DIY用品に関する知識
3. DIYの方法に関する知識
4. DIY関連法規に関する知識
5. その他DIYに関する基礎知識全般

 では実際にどのような試験かと言うと、90分間で去年(平成15年)は47問で、200点満点。出題形式は、空欄補充問題と正誤判断問題がほとんどで、記述問題が2問出ています。記述問題を除くと、1問につき[ア][イ][ウ][エ]と4つの問題があり、これが1点づつで、1問が4点ということになっています。合格ラインは、年によって違いますが、だいたい73〜75%ぐらいです。

 1次試験の合格率は46%前後、最終合格者は35%前後です。なお合格不合格の結果は、受験者全員に郵送されますが、平成12年からは得点と合格ラインが知らされるようになっています。

 なお、前年の一次試験を合格し、二次試験で不合格になった人は、次の年と、その次の年の2年間、一次試験が免除になります。もし2年間の二次試験を不合格になった場合は、一次試験から受け直すことになってしまいます。

二次試験(実技・面接)
 一次試験の合格者に対して、実技試験と面接試験が行われます。二次試験で必要な技能は次の通りです。
1. DIYに関する実技の能力
2. DIYerの相談内容を正しく理解し、これに基づいて的確に指導助言を行う能力

 実技試験では、道工具、電動工具、塗装、建材、設備・金物、内装材などの実技問題が出題されます。6人ずつのグループになり、与えられた問題に対して、それぞれ準備された道具、材料を使い、机の上で作業します。3問題が次々に出され、作業時間は1問当たり10分です。

 面接試験は、例年3人ずつ2人の試験管と面接。主にDIYerの相談内容を正しく理解し、これに基づいて的確に指導、助言を行う能力について審査されます。



テキスト
 学科試験は「DIYアドバイザーハンドブック」と「DIYアドバイザーハンドブック<技能編>」から主に出題されるので、これを中心に学習することをおすすめします。また6ヶ月間の通信教育「実践DIYコース」は、DIYアドバイザーハンドブックのカリキュラムに準じているので、こちらで学習してもほぼ同じです。

試験問題集
 「DIYアドバイザー資格試験学科問題集」は、過去8年間の試験問題が収められていて、解答がついています。「DIYアドバイザー資格試験実技問題集」は過去7年間に出題されたものが収められ、同じく解答例がついています。

参考書など
 「DIY商品の解説」は、ホームセンターで扱っている主力商品(1965点)を簡単に説明してある本。「DIYビデオ教材」は、(道工具編)(電動工具編)(塗装・接着編)があり、DIYの実技を目で見ることができます。

研修会
 学科研修は7月〜8月に東京と大阪で、それぞれ2日連続で行われ、実技研修は、10月〜11月に東京、大阪で1日ずつ行われます。
* いずれもお問い合わせは(社)日本DIY協会まで。



 実技免除とは、二次試験受験者の中で公的な職業訓練施設において、DIYアドバイザーもしくは住宅サービスに関する所定の実技講座課程(試験委員会が認める)を終了した方については、二次試験のうち実技試験の免除が適用される制度です。

 詳しく説明すると、二次試験受験者の中で、公的な職業訓練施設において、DIYアドバイザーもしくは住宅サービスに関する所定の実技講座課程を終了した人は、日本DIY協会試験係に、履修した訓練校、講座名、履修期間、終了年月日をはがきで連絡を入れます。その内容を試験委員会が検討し、認めた場合は、実技試験が免除になり、二次試験は面接試験のみとなります。

 今まで、実技試験を免除になった人が履修した公的な職業訓練施設が、下の二次試験実技免除実績校です。ただし、カリキュラムが変わったり、科がなくなってしまう場合もあります。またこれ以外の公的な職業訓練施設で認められる場合も、もちろんあります。

 
■DIYアドバイザー二次試験実技免除実績校一覧(平成3年度〜平成15年度)
北海道立網走高等技術専門学院 住宅サービス科(2年)
苫小牧地域職業訓練センター運営協会 リフォーム科(6ヶ月)
秋田職業能力開発短期大学校 生産システム化住居コース(6ヶ月)
宮城職業能力開発促進センター 住宅サービス科(6ヶ月)
住通不動産技能学院(茨城) ハウスドクターコース(6週間)
埼玉県立大宮高等技術専門校 住宅サービス科(1年)
埼玉県立飯能高等技術専門校 内装リフォーム科(1年)
東京都立品川技術専門校 DIYアドバイザー科(6ヶ月)
雇用・能力開発機構東京センター住宅リフォームアカデミー 一般住宅及びマンションリフォーム科(3ヶ月間)
神奈川県立平塚高等職業技術校 リフォーム施工コース(6ヶ月間)
山梨職業能力開発促進センター 住宅サービス科(6ヶ月)
富山県黒部職業能力開発センター 住宅サービス科(6ヶ月間)
静岡職業能力開発促進センター(登呂) 住宅リフォーム技術科(6ヶ月)
愛知県立高浜高等技術専門校 住宅サービス科(6ヶ月)
  住宅インテリア科(6ヶ月間)
  住宅エクステリア科(6ヶ月間)
三重県立津高等技術学校 住宅サービス科(6ヶ月)
滋賀県職業能力開発短期大学校 木造建築・リフォーム科(324時間)
奈良職業能力開発促進センター 住宅サービス科(6ヶ月)
奈良県立高等技術専門校 家具工芸科(1年間)
兵庫県立神戸高等技術専門学院 建築施工コース(3ヶ月)
加古川職業能力開発促進センター 住宅サービス科(6ヶ月間)
広島県立広島高等技術専門校 建築インテリア科(1年)
広島職業能力開発促進センター 住宅サービス科(6ヶ月)
大分職業能力開発促進センター 住宅サービス科(6ヶ月)

実技免除の制度は、平成3年より開始。平成15年度までに398名が実技試験免除となっている。





 勉強するにあたって、学科試験のためのテキストは、社団法人日本DIY協会が発行している「DIYアドバイザーハンドブック」「DIYアドバイザーハンドフック<技能編>」です。また過去8年間に出題された全問題と解答例がついた協会発行の「学科試験問題集」も参考にして勉強することをおすすめします。

 ここでは、過去10年の問題の全部を、分類別に分けたものを掲載してあります。一目みれば、分類別の出題傾向がわかるようになっているので、分類ごとにまずこれに目を通し、傾向をつかんでからテキストを勉強し、それから問題にチャレンジしてみると、効率よく勉強ができると思います。なお、すべての問題にイラスト入りの解説がついていますので、さらに勉強しやすいようになっています。

 去年、一昨年の問題も、全試験問題と解答を掲載し、どんな問題が出ているか、気楽に見ていただけるようにしました。もし解答の中でわかりにくいものがあったら、「過去の分類別学科試験問題集」の解説を見てください。

 少しでも勉強がしやすくなって、多くの人が受験にチャレンジしていただくことを願っています。なお、試験問題についてのご質問は、申しわけありませんが、お受けしかねます。ご容赦ください。

過去10年の分類別学科試験過去問題集 

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・・・全46問  

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(1)実技試験について
 実技試験については、平成13年の試験を例にとって説明しますが、今年もほぼ同じだと思われます。
・ DIY協会発行の「DIYアドバイザー資格試験・実技問題集 平成14年度版」を見ると、平成13年の問題は48問あります。このように多いのは、東京で4日、大阪で4日、合計8日間行われ、午前と午後は別の問題が出されます。受験する人は3問題受けるので、合計48問になるというわけです。

・ 会場は3つの部屋に分かれていて、1つの部屋には、サブロクの作業台が4台つながった台があります。卓上は仕切りがあり、6人が同時に同じ試験問題を行うようになっています。6人が1グループで、順番に3つの部屋に入り、3問題を受けます。ちなみに受験者はこの3問題を選ぶことはできません。

・ 紙に印刷された問題と、用意されている道具、材料が並べられていて、その問題を読んで作業を始めるようになっています。試験官は1部屋に2人。場合によっては、試験官からの指示があります。1問題の作業する時間は約10分です。

・ 採点は、1問題に採点のポイントが4つあります。このポイントについては、協会が発表していないので、明らかではありません。

(2)実技試験問題の傾向と対策
・ 問題は前年と同じか、少し変えた問題が多く出題される傾向があります。したがって、前の年の問題をきちんとできるようにしておくことが必要です。

・ 新しい問題も毎年何問か出題されます。運が悪いと新しい問題に当ることもありますが、1人の受験者が新しい問題に当るのは3つのうちの1つと考えられます。もし新しい問題に当ってしまったら、あきらめないでできることだけでも作業すること。ポイント4つのいくつかを取るようにがんばりましょう。

・ 試験のときは誰でも緊張します。まず問題を正確に読み取ることが大切。また受験体験者によると、10分が短く、「あせっってしまった」という人が多いようです。落ちついて、できるだけ手際よく作業するようにしましょう。

・ 仕上がりも1つのポイントになりますが、できあがらないでも、ポイントはあと3つあります。全滅ということではないので、あきらめないで、次の問題を落ちついてしましょう。

・ 電動工具の問題は、刃やビットを取付けたり、交換するときは、必ずプラグを抜くこと。これが1つのポイントになっているので、忘れないようにしましょう。

(3)面接試験について
 面接に関しては、協会が詳しいことを発表していないので、正確な内容はわかりませんが、平成13年の次のようになっています。

 面接試験官が2人いる部屋に受験者3人が入ります。時間は12分です。聞かれる内容ですが、試験のように質問が決まっているとか、何問聞かれるかなど、決まりごとはないようです。試験官がそのとき、そのときで自由に質問するフリートークです。したがって、過去の試験では、質問が一人に集中して、後の二人は簡単なことを聞かれただけということもあったようで、いろいろです。

 ポイントは、質問に正しく答えられるかどうかということより、DIYアドバイザーとしての資質を問われるので、質問の内容をよく理解して答えることと、万一わからないことを聞かれても、それなりの対応をすればOKです。例えば「それについてはわかりません。これから勉強して、お答できるようにします」など、臨機応変に対応しましょう。

 面接では、試験官に「この人はアドバイザーに適さない」という印象を与えなければ、よほどのことがない限り面接で落ちることはほとんどないと考えてよいと思います。きちんとした態度で、落ちついて、はっきりと受け答えをすれば大丈夫です。

※お詫び:仕事が忙しく、平成15年度の実技試験問題を本年には掲載出来ません。

 

試験問題の解答を見るには・・・をクリックすると、別ブラウザで表示されます。

平成18年度DIYアドバイザー資格試験概要

受験資格
 試験が行われる年度の4月1日における年令が満18歳以上であること。それ以外は問いません。
(本年度の場合は平成17年4月1日で満18歳以上)

受験願書の受付期間
 平成17年5月19日(金)〜6月19日(月)

受験料
 13,650円(消費税込)
 (受験料は受験の手引・願書に同封されている郵便振替用紙にてご送金下さい。)

登録料(合格者のみ)
 13,650円(消費税込)

一次試験<学科>
 日時/平成18年8月19日(土曜日) 場所/東京、大阪、名古屋、札幌、福岡

二次試験<実技・面接>
 
日時/平成18年11月、12月 場所/東京、大阪

※お問い合せは、(社)日本DIY協会まで。

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