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春にはいろんな花が咲きます。植物が待ちわびていた季節の到来を喜ぶようにまさに百花繚乱の宴が繰り広げられます。
春の花で特に印象的なのは球根の花です。まだ寒さの残る春の走りの時期からぽっこりと咲き始めるのも目立ちますが、色合いがはっきりしていて冬のモノトーンの世界に慣れきった目に鮮やかに飛び込んできます。

《球根を重ねて植える?》

そんな球根を上手に楽しむテクニックのご紹介です。何種類かの球根を植え込んで球根の寄せ植え鉢を作ります。
花と花が絡み合い、フラワーアレンジのような世界を楽しむことが出来ます。



   



●重ねて植える
 球根は通常一層に並べて植え込みますが、場合によっては多層植えが有効です。
 1つはたくさん植える場合のテクニックです。例えばチューリップが山ほど入ったコンテナを作ろうとした場合、そのまま植えたのでは球根同士がくっついてある一定以上は詰め込むことが不可能です。
 そこで裏技。2段重ね、3段重ねで植えるとびっしりと隙間無く花が咲きます。
 2つ目は今回の手法。違う種類を何層にも分けて植え込みます。一段では間隔が無くて多くの球根を寄せ植えするのが難しいですが、何層にも分ければ問題は解決です。

 
●咲く花を考えて
 この方法は何種類もの球根を一鉢に咲かせるテクニックです。
 色、大きさ、形を組み合わせて生け花を作るつもりで植え込みます。
 咲き時期をうまくずらした物を植え込んでおくと、冬から春まで耐えることなく花が楽しめる鉢植えを作ることも出来る訳です。
 球根の性質を良く研究して、絶妙な組み合わせを考えてみませんか。
 

         
   

まずお気に入りの鉢を用意します。
次に、普通の鉢植えを作るのと同じように、
・鉢底ネット→底土→培養土
と鉢に詰めてゆきます。
培養土は特殊な物は必要ないです。水はけの良い有機用土が良いです。

一段目まで土を入れます。入れる球根の大きさ、段数で底の高さを決めてください。

         
     

一段目の植え付け

チューリップを一番下にしました。
理由 大きく背も高いのでこの位置が一番落ち着きます。
チューリップは肩の張っている方向が葉の開く方向です。隣り合う球根の葉がクロスしないようにします。
植えつけたら2段目まで土を入れます。


         
     

■2段目の植え付け

2段目はムスカリです。
ムスカリもたくさん植えると立派で見ごたえが出ます。この隙間を縫ってチューリップが顔を出します。

球根を置き終わったら、土をかけて3段目の準備です。

         
      ■3段目の植え付け

さあいよいよ最後の段です。
今回は水仙を置いてみました。
水仙はいち早く花が咲きます。またすっと立ち上がったように咲きますので、一番上に、しかも中央寄りに植えてます。
水仙が咲く頃にはチューリップもだいぶ大きくなってきてるし、ムスカリも負けずに生長しています。
それに負けないように、中央に寄せるように植えています。チューリップが咲き出すと埋もれ加減になってしまいますが、咲き始めたときは十分自己主張しているはずです。
         
     

仕上げと管理

最後に土をかけて完成です。
もう一ひねりするなら、一番上にパンジーやビオラを植えてしまうことも出来ます。春になってパンジーをかき分けてチューリップが顔を覗かせるシーンを連想するのも楽しいですね。

●球根も水は必要です
球根を植え終わったらまずたっぷりと水をあげてください。
その後からからに乾燥しないように、数日に一度様子を見ながら水をあげます。乾きすぎ、湿りすぎどちらもNGです。
●寒さに当てる
花が咲くためには寒さが必要です。家の中や温室の中もNGです。

         
     

4月の様子

水仙は最盛期を過ぎて目立たなくなりましたが、ムスカリは真っ盛り。
いよいよチューリップの全盛期へと移って行きます。

このように時期を少しずらして楽しむか、一斉に絢爛豪華を楽しむか、秋にあれこれ考えた結果が期待通りか気になるところです。


まずは今年はトライアルしてみませんか?

         
     

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