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6月の梅雨時期から夏の間は、カビで悩まされる季節です。また最近では冬もカビに悩むお宅が多くなっています。特に機密性の高いマンションなどコンクリート住宅では、冬でも室内はカビの繁殖条件にあてはまることが多く、結露によるカビも増えています。
マンションなどは、新築から何年かは、コンクリートから湿気が出るのでカビが発生しやすい場合もあります。
カビが室内に繁殖すると、そこからカビの胞子が空気中に多く飛散します。この空中浮遊菌を多量に吸い込むと、カビによる病気を引き起こすこともあります。健康な人にはあまり影響しませんが、疲労したり、体調を崩したりしたときには、注意が必要です。また子供やお年寄り、病気の人はカビに対する抵抗力がなく、なかでもゼンソクやアレルギー、アトピーなどの人にはカビは大敵です。
さらに、カビはダニの主食となって、ダニが発生する原因にもなります。健康に生活するために、できるだけカビのない生活をしたいものです。
●カビについて
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カビはなぜ生えるの?
まず、カビがどうして生えるのか考えてみましょう。
カビの故郷は土壌で、土の中にはいろいろなカビがいて、胞子は風などによって飛び散ります。カビの胞子は花粉より小さく、病院の無菌室以外は、空気中のどこにでも浮遊しています。
カビが繁殖する条件を満たしているところに胞子がつくと、カビはあっという間に広がることになります。
ちなみに、カビだらけの部屋は、次々と胞子が放出、飛散するので、空気中の胞子が多量になり、そのための病気を引き起こしやすくなってしまいます。
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カビが繁殖する条件
カビにはいろいろな種類がありますが、一般的に繁殖する条件は次の4つです。
● 温度
カビは5~45℃で繁殖します。冷蔵庫の中の食品を考えれば、かなり低い温度でもカビが生えるのがわかると思います。ただ一般にカビは20℃を越えると急に活気づき、28℃前後がもっとも繁殖が盛んになります。
● 湿度
カビには水分が必要で、湿度60%以上で繁殖しますが、80%を越えると猛烈な勢いで繁殖します。もちろん100%でもOKで、排水口などのヌルヌルしたぬめりもカビです。
● 栄養分
カビが繁殖するには、栄養が必要で、ホコリ、汚れも栄養源。なんと塗料、接着剤なども栄養源です。
● 空気(酸素)
カビが発育するためには酸素を必要とします。毛皮のコートなどをしまうのに、密封して「脱酸素剤」を入れておくことがあります。酸素がなければ、カビも生えないし、虫も生きられないので、カビ、虫の被害もないということなのです。
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カビの増え方
カビの胞子は空気中を浮遊していて、この胞子が壁をはじめ、あらゆるものに付着。そこがカビの生育する条件を満たしていれば、数時間で発芽が始まります。そして、その先端が伸びはじめ、あちこちに枝を出して菌糸をつくります。
菌糸は網目状に枝分かれさせながら広がり、長い糸状の菌糸体となって、目に見えるくらいの大きなカビになります。
そして菌糸の先や途中から胞子をつくる枝をたくさん出して、その先端に多数の胞子をつくり、ここで成熟したカビの胞子が、空気中に放出、飛散され、空中浮遊菌となって、生育条件が整った場所に付着して、新たに成長していきます。
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