【塗装】  塗装用具と塗料の後始末 [4] Page 1 2 3 4


  塗料処理剤を使う方法
 最近は、塗料メーカーから残った塗料の処理剤が市販されています。多めに塗料が残って捨てたい場合は、これらのものを使って、できるだけ塗料缶の中の塗料を取り出してから捨てるようにします。


●水性塗料処理剤(水性ニスも含む)
 「水性塗料用固化剤」(アサヒペン)…水性塗料に混ぜると、オカラのように固まり、固化したものは燃えるゴミとして出すことができます。1袋30グラムで400ミリリットルの塗料を固化できます。
 またハケを洗った水にも使え、床にこぼした水性塗料も、すぐにならば振りかけて混ぜれば、固化して取り除くことができます。ただし水性ステインには使えません。
水性塗料用固化剤アサヒペン
水性塗料用固化剤処理前後アサヒペン

残った水性塗料に固化剤を入れる。
割り箸などでよくかき混ぜるか、フタをキッチリして1〜2分振る。
塗料がオカラ状になったら、新聞紙などに取り出してくるみ、ポリ袋などに入れて燃えるゴミとして出す。
残った水性塗料に固化剤を入れます。固化すると2倍ぐらい体積が増える塗料があるので、塗料の残量によっては別の大きい容器で作業する。   割り箸などでよくかき混ぜるか、フタをキッチリして1〜2分振る。   塗料がオカラ状になったら、新聞紙などに取り出してくるみ、ポリ袋などに入れて燃えるゴミとして出す。


水性塗料破棄剤・ペイント固めてすてて
水性塗料廃棄凝固剤サンデー
  「水性塗料破棄剤・ペイント固めてすてて」(アトムサポート)、「水性塗料廃棄凝固剤」(サンデーペイント)…残った塗料に、粉未を少しずつ入れ、棒状のものでよく混ぜます。1袋全部入れてよく混ぜると、オカラのように固まるので、塗料缶を逆さにして新聞紙などの上に取り出すことができます。これを新聞紙でくるんで、ポリ袋などに入れてゴミに出します。
「水性塗料破棄剤・ペイント固めてすてて」は1袋60グラムで400ミリリットルの塗料を、「水性塗料廃棄凝固剤」は1キログラム入りで10キログラムの塗料を固化できます。なお、うすめ過ぎた水性塗料には使えないので、ハケ洗いの水には使えません。



●油性塗料処理剤(油性ニスも含む)
 「油性塗料用固化剤」(アサヒペン)…油性塗料に混ぜると、オカラのように固まり、固化したものは燃えるゴミとして出すことができます。1袋20ミリリットルで400ミリリットルの塗料を固化できます。
 なお、床にこぼした油性塗料も、すぐにならば振りかけて混ぜれば、固化して取り除くことができます。オイルステイン、ハケを洗ったペイントうすめ液には使えません。
油性塗料用固化剤
油性塗料用固化剤」の処理前後

残った油性塗料に対して5パーセントの固化剤を混ぜる。
割り箸などで混ぜるか、フタをキッチリして1〜2分振る。
塗料がオカラ状になったら、火気のない屋外で新聞紙などに広げ、乾かして有機溶剤を揮発させる。
残った油性塗料に対して5パーセントの固化剤を混ぜる。   割り箸などで混ぜるか、フタをキッチリして1〜2分振る。
数秒で固まりはじめるが、変化のないときは固化剤を追加する。
  塗料がオカラ状になったら、火気のない屋外で新聞紙などに広げ、乾かして有機溶剤を揮発させる。完全に乾いたら、万一溶剤が残っている場合を考えて水で湿らせてから新聞紙などにくるみ、ポリ袋などに入れて燃えるゴミとして出す。


● 水性・油性・ラッカー処理剤(ニスも含む)
残塗料処理剤
「残塗料処理剤」(カンペハピオ)…水性塗料、油性塗料、ラッカー、ペイントうすめ液、ラッカーうすめ液、ハケ洗い液など、種類を選ばず、混ぜるだけでオカラ状に固め、固化したものは燃えるゴミとして出すことができます。1袋30グラムで水性、油性ともに400ミリリットルの塗料を固化できます。ただし水性の場合と油性の場合だと、混ぜ方に少し違いがあります。
 水性塗料、水性ニス、水性ステインの場合は、残った塗料に処理剤を加えてかき混ぜます。オカラ状に約2倍にふくらむので、塗料の残量によっては別の大きい容器で作業します。オカラ状になったものは新聞紙などに取り出してくるみ、ポリ袋などに入れて燃えるゴミとして出します。
 油性塗料、油性ニス、油性ステイン、ラッカー、ペイントうすめ液、ラッカーうすめ液、ハケ洗い液の場合は、残った塗料に処理剤を加えてかき混ぜた後、塗料の3倍の水を加えてさらに2〜3分かき混ぜます。オカラ状に約5倍にふくらむので、塗料の残量によっては別の大きい容器で作業します。オカラ状になったものは新聞紙などに取り出してくるみ、ポリ袋などに入れて燃えるゴミとして出します。

ペイント固化剤
 「ペイント固化剤」(ニッペホームプロダクツ)…水性塗料、油性塗料に混ぜるだけでオカラ状に固め、固化したものは燃えるゴミとして出すことができます。1袋40グラムで水性、油性ともに400ミリリットルの塗料を固化できます。
 水性塗料、水性ニス、水性ステインの場合は、残った塗料に処理剤を加えてかき混ぜます。オカラ状に約2倍にふくらむので、塗料の残量によっては別の大きい容器で作業します。オカラ状になったものは新聞紙などに取り出してくるみ、ポリ袋などに入れて燃えるゴミとして出します。
 油性塗料、油性ニス、ラッカーの場合は、残った塗料に処理剤を加えて3~4分かき混ぜた後、塗料の1.5~2.5倍の水を加えてさらに4~5分かき混ぜます。オカラ状に約3~4倍にふくらむので、塗料の残量によっては別の大きい容器で作業します。オカラ状になったものは新聞紙などに取り出してくるみ、ポリ袋などに入れて燃えるゴミとして出します。なお油性ステインやハケ洗い液は、固化剤が2倍ぐらい必要になります。

「残塗料処理剤」、「ペイント固化剤」で油性塗料を処理する
1.残った塗料に処理剤を入れる。 2.よくかき混ぜる。 3.水を入れる。
1.残った塗料に処理剤を入れる。
2.よくかき混ぜる。
3.水を入れる。

4.よくかき混ぜる。 新聞紙などにくるみ、ポリ袋などに入れて燃えるゴミとして出す。 5.塗料がオカラ状になったら、火気のない屋外で新聞紙などに広げ、乾かして有機溶剤を揮発させる。完全に乾いたら、新聞紙などにくるみ、ポリ袋などに入れて燃えるゴミとして出す。
4.よくかき混ぜる。
 

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