海外通信
海外から、DIYCITYへ楽しい話題が届きました。
世界各地にお住まいの皆様からのメール、お待ちしてます!
投稿してくださったレポーターのみなさまへのメールもお待ちしてます!!

フランス語  VOL.20 2007/07/03
エダ
バックナンバー
フランス語 第44話 フランス語 第32話
フランス語 第43話 フランス語 第31話
フランス語 第42話 フランス語 第30話
フランス語 第41話 フランス語 第29話
フランス語 第40話 フランス語 第28話
フランス語 第39話 フランス語 第27話
フランス語 第38話 フランス語 第26話
フランス語 第37話  フランス語 第1話〜第25話
フランス語 第36話    
フランス語 第35話    
フランス語 第34話    
フランス語 第33話    
VOL.20 フランス人が持って帰るもの
フランス人と仕事をしているが、交替と称してフランスへ帰国する人がちらほら居る。大半の人たちはどん欲に日本の生活を楽しんでいるが、日本の生活に肌に合わない人もいる。

彼らは、帰国する際、船便を使って結構大量に日本食品を持ち帰る。

一番は、やはりインスタント・ラーメンだろう。日本でかなり消費するカップ・タイプのラーメンではなく、袋に入った乾麺タイプのものである。

30食入っている箱詰めのものを大量に買い込んで持って帰る。確かにフランスにもあるが値段が高い上に韓国や中国から流れてくるものらしく(パリは例外、お金を出せば何でも手に入る)辛いばかりで日本のもののように味のバリエーションがない。

麺も湯に通してすぐにほぐれないし、ちょうど良い麺の腰が長時間持続しない。すぐにほぐれるものは、食べているうちに柔らかくなってドロドロになってしまう。

スープの美味しさもさることながら、麺にはいったいどれだけのノウハウが隠されているのだろうかと思ってしまう。

次に多いのは「寿司の子」である。これは商品名であるが、炊きたてのご飯にふりかけて混ぜるだけでちらし寿司が出来る優れものである。具も入っているので本当に混ぜるだけである。

そもそも米は「レギューム」といって、フランス料理ではメイン・ディッシュの脇に付いている野菜の一種である。しかも、日本のご飯のように蒸したものでなくゆでたものである。

少し塩味の野菜なのである。そのような習慣があるフランス人が、メイン・ディッシュとして米を食する日本人の米の食べ方を珍しく思い、発想の転換をして気に入っているようだ。

しかも砂糖を入れるのではなく、酢を入れて食べるのである。彼らにとって珍しいことこの上ない。それでもって実際食べてみると彼らの食文化に合っているということなのだろう。

アメリカ人にしても寿司が嫌いな人は少ない。寿司は、外国人に人気の日本食の代表格である。

ただ、実際に自分で作るとなるとかなり面倒である。「寿司の子」は、この問題を一挙に解決できる。熱々のご飯に混ぜるだけ。日本の食文化の優秀さには脱帽である。

大豆製品で味噌はあまり人気がないが、醤油は人気があり帰国する際に持って帰る人が多い。フランス料理のソースの隠し味にするとアクセントになって良いらしい。

意外だったのは焼きそばである。日本食は麺類なしには語れないほど面料理は普及している。ラーメン、うどん、そば、そーめん、きしめん、焼きそば等々枚挙にいとまがない。

が、フランス人のおめがねにかかったのはラーメンと焼きそばである。あのソース味が気に入ったのだろうか。もって帰る人が多い。

とにかく、大量の日本食を船便で持ち帰る。こないだなどは、フランス帰国組の家族が皆で寿司パーティをしている写真が送られてきた。フランス人が掛け軸や南部鉄瓶や得体の知れない日本のアンティーク(がらくた!?)に囲まれた瀟洒な部屋(雑誌「LEE」等でセンスの良い見本として写真などが掲載されているが)で奇妙な形にスライスした生の魚を、これまた奇妙な形に握ったご飯の上に重ねて握り寿司を食べている様子は、本当に奇妙である。

それにしても、「食」に対する飽くなき執念とでもいうのか、フランス人のそれには感心せざるを得ない。

食べれば食材が無くなるので、きっと大量注文が私のところへ殺到するのは目に見えている。

商売でも始めるか、なんて思っている今日この頃なのである。

by エダ


日の丸ブル子嬢のおな〜り〜!! VOL.50 2007/6/18
〜スペインはバルセロナから日常のツレヅレをお伝えします〜
ブルママ
バックナンバーはこちら

 半透明の自動ドアが開き、白いもやの中から背筋を伸ばして、巻き毛に派手なドレスを着た女性が現れた。観客と共に会場でジーッと待っていた家族や友達は、口々に“信じられない! 凄い!”を連発して、この女性に近付き抱き合う。うっすら涙さえ浮かべている娘や口をぽかんと開けた旦那の顔が映し出され、興奮した観客の叫ぶ、“ブラボー”“美人!”のかけ声が会場に溢れる。こんなシーンが今春の深夜番組で放映され始めた。一体“どんな番組なのか?”と言えば、いわゆる“変身番組”だ。 一般から募集した変身願望の人物を、2か月間かけて大変身させ、観客の驚きを誘うという内容だ。 出場者は外見改造開始時点から家族と切り離されて生活し、その過程を見せられない事になっている。だから実際に現れた自分の母親や妻の凄い変身具合に、驚きと喜びで涙ぐんで抱き合う事になるわけだ。 日本でも暇な奥様相手の番組で、変身コーナーというのがあったが、スペイン版のは髪型やメークや服装だけで変身というのとはスケールが違う。この番組のは2か月間もかける大変身だ。庶民の憧れの的のハリウッドの女優でさえ、何らかのコンプレックスを持っているわけだから、平民レベルとなれば切りがない。じゃあ一体どこが改良ポイントなのかと言えば、日本とスペインの女性ではちょっと違う。日本ならさしずめ、目 小顔 胸等が、筆頭に来るのだろうけれど、スペイン人の場合は、大きな鼻を削り落とし、超薄い唇をセクシーなタラコ状にし、ピカピカに歯磨きした後のロバの歯の如き、完璧で真っ白な歯並びにし、シャツの隙間からはみ出る程豊満な胸に。まずは改造前の下着姿のチャレンジャーの全身像と、改造計画部分が大パネルに映し出される。白雪姫に毒リンゴを与えた魔女のようなワシ鼻に、いかにもこの業界で名の通った 稼ぎ頭のような整形のプロが、手術で挑む。唇も注射で形のいびつなソーセージのように膨らませ、“ついでに皺もとっちゃいましょう!”といとも簡単に作業は終了。近視修正レーザー光線をあて“眼鏡よ さよなら!”、95センチのバストには、“シリコンさん こんにちは!”完璧な歯並びには、接着タイプの総入れ歯をはめて、、、髪型 メークアップ 服装の選定で、改造計画も最終段階に入る。 そして待ちに待った家族との対面をする、本番収録日がやって来るというわけだ。何人かの変身を見たけれども、美人系には属さない出場者の共通点を、いくつか発見できた。眼鏡をかけ、ほとんどノーメーク、髪の毛を後ろで束ね、歯並びが悪く、小腹が出ていて服装もありきたりのパターンの女性、、、、、“ありゃ?なんだか身近にこういう女性っているみたい?!”、 “もしかして、、ママ?!” ブル子が傍らでフガフガ言いながら頷いている。 、、、ということは、“ママも改造が必要という事なの?!”

 この番組を見て人工美を求めて、新たな一歩を踏み出すスペイン女性もたくさんいるはずだ。そして番組の思惑通り整形美容外科業界は、かつてない繁栄期を迎えるに違いない。そう言えば昔見た、犬が主役の映画の中で、犬のコンテストを扱っている場面があった。 愛犬の白い毛を益々白く見せるために、控え室でパウダーを大量にふってお化粧させたり、 毛並みの良さを最大限にアピールするために、ドライヤーで逆毛を立てたり、、、、でも一説によると、実際整形手術までさせるケースもあるという。 数年前のミスインターナショナル大会で美容整形手術を何度も行った女性が高いランクに輝いた事があるけれど、犬の世界でも人間界でも、“勝つためにはなんでも有り!”ということなのだろう。ブル子の太くて短い脚をマシーントレーニングで細くて長い脚にさせたり、美容整形を施して鼻をコリーのように高くさせたり、顔の皺を無くしてツルッとした顔にさせたり、胃を半分に切って減量させたり、、、まあ勝つためならいろいろ方法があるのだろうけれども、テストと名の付くものは嫌いな質なので、コンテストも勿論ダメ。 初めからギブアップと言う事だ。以前ブルドッグ専門に扱っている犬屋のおやじが、あまりにブル顔なのでバカにしていたけれど、自分でも気付かないうちに、 ブル子に似始めているかもしれない。これが正真正銘の“似た者親子”と言う事か?! 鏡を見たら、眼鏡をかけて髪を束ねた、ブル子そっくりのおババが映っていたりして、、、、似た者親子も楽じゃない!?

バルセロナ  ブルママ




Copyright (C) 1997 DIY CITY All Rights Reserved. Designed by Dyna City Corporation