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フランス語  VOL.18 2007/05/24
エダ
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VOL.18 朝市(マルシェ)

フランスの食生活を語るのに朝市は重要である。どんな大都会でも週に1〜2度いたるところで必ず開かれる。

食材を売っている場合が多いが、品目を特定して市が立つこともある。例えば、花、鳥などである。

食材の場合は、その品数が豊富であるという点、新鮮である点、農家や漁師さんが直接売りに来る場合が多いので採れたて。(泥などが付いていて本当に畑から直接持ってきた感じがする。魚介類は当然生きているものが多い。)

私が住んでいたシェルブールは大きな漁港があるので魚介類が豊富である。カニやオマール(伊勢エビ)、牡蠣等である。魚も日本では見たことの無いようなものが多い。

サンマに似た魚が売っていたので煮て(本当は七輪で焼いて大根下ろしで食べたいところだが、七輪など当然無く大根も紫で日本のものとは似ても似つかない)食べたが、骨が鮮やかなブルーなのには驚いた。

カニやオマールはゆでるだけなので調理が簡単であることから頻繁に食べた。大きくておおざっぱな味がする。

チーズやヨーグルト等の乳製品、卵、手作りジャムなども売っている。信じられないが、生きたウサギやウズラも売っている。(ペットではなく食べるために売っている)

朝早くから歩き回ってお腹が減った人のために、ちょっとしたサンドイッチ(バゲットにフロマージュ(チーズ)とジャンボン(ハム)をはさんだだけ)、ギャレット(そば粉を使ったクレープ)、お菓子等のすぐに食べられるものも売っている。

物によってはスーパーマーケットのほうが安かったりすることもあるが、見たことがないものがあったりで見るだけでも楽しい。

朝市の魅力は、作っている人が直接売っているので、作り手と直接話せることだろう。ワイン焼けしたおじさんが売っているチーズはいかにも美味しそうだし、ひげ面の頑強そうな漁師風の親父さんが売っているオマールは何となく安そうな気がする。(実は結構な値段するが・・・)

私は果物が好きで、朝市の時は必ず果物を買うことにしている。第○話にも出てきたが、果物屋のおばさんはくせ者だった。計り売りなので、適当に取って「これを!」というと、「○○ソンチーム」と返事が返ってくるのだが、早くて分からない。

めんどうなので大きいお金を出してお釣りをもらおうとすると売ってくれない。後で分かったことだが、大きいお金(1万円出して数十円の品物を買うように、私の出したのはとんでもなく大きいお金だった)に対する大量のお釣りを用意できないのである。

このおばさんは私に対して特別で、ピッタリお金を払わなければ売ってくれなかった。

果物といえば、冬の時期、日本では「こたつに入ってミカン」が定番(最近の若い人たちはこたつなど入らない!?)だがフランスにはミカンは無い。よく似た食べ物にクレマンティーヌがある。

皮はミカンより少し硬いが手で剥ける。味はオレンジに近く人によってはミカンより美味しいと思うかも知れない。似ているがチョット小ぶりのマンダリンというのもある。

話は変わるが、オリーブの漬け物に多くの種類があるのを知ったのも朝市であった。オリーブの漬け物は、ザーサイ、ピクルスと並んで世界三大漬け物といわれているそうだ。

色も緑だけでなく、赤紫、黒とあり味も異なる。漬け方も、塩漬け、酢漬け、ニンニクと一緒に漬けたものや、ちょっと辛めの味付けにした漬け物ミックス等、実に種類が豊富だ。

いずれにしても、フランスを旅行される方は是非、朝市に行ってみるべきである。きっと新しい発見があるに違いない。

by エダ




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