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フランス語  VOL.14 2007/04/26
エダ
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VOL.14 「Zen」ブーム(アジアティックが好きなフランス人)

最近、フランスでは空前の「Zen」ブームらしい。「Zen」という言葉を最近のフランス映画やフランスのニュースでよく耳にする。

どうやら日本をはじめとするアジアのエスプリを表す言葉として使われているようだ。そもそも仏教用語の「禅」からきている言葉で、使っている意味は、「禅」という言葉が持っている本来の意味と違って「ゆったりとした」、「余裕のある」という意味らしい。

フランス人の友達は「龍安寺の石庭」がとても気に入っていて「Zen」の象徴みたいに理解している。

それにしても、フランス人はアジアティックなものが好きである。例えば、私の近辺に住んでいるフランス人の家には、どの家にも必ず南部鉄瓶、薬箱、箱火鉢がある。

1995年から2005年にかけてパリ日本文化会館の初代館長であった磯村尚徳(NHK特別主幹)さんの話だが、最近のフランスではネオ・ジャポニズムという波があり、いわゆる日本の大衆文化に対する関心が深まり庶民層にその影響が拡がっているらしい。その証拠にフランスの一人当たりの日本文化への投資額は世界一であるそうだ。

フランスに住んでいるフランス人がそうであるので、日本文化に直接接している日本在住のフランス人にとっては絶好の環境なのだろう。私の友達などは、あやしい骨董品屋巡りが日常化している。

余談だが、日本ではどうかというと女性が一番好きな国は(当然であるが)フランスである。(ちなみに、それに反して男性は14位)

このように、切っても切れないフランスと日本の関係であるが、仕事の面での日本とフランスは、「戦略・規格」と「実行」という面で補完関係にあるようだ。

フランスは戦略や企画が得意だが実行は不得意、日本はその逆。日産ゴーンの成功は、フランス流と日本流の得意分野がうまく融合した結果だからなのだそうだ。

確かに、フランス人と一緒に仕事をしていると、アイディアは斬新で革新的であり、おまけにノー天気なラテン系であるので細かいことに拘泥しない。結果として実にスムーズに企画案が成立する。

しかし、決してそれを地道にやろうとはしない。やれバカンスだ、家族サービスだ、先約が入っている等々で腰が重い。

「日本人は休みも働いているのに」というと「セラ・ヴィ」と取り付く島もないのである。

by エダ




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